大阪府立狭山高等学校を経て大阪芸術大学環境計画学科(現在は環境デザイン学科)卒業。1989年に村中伸一とアマチュアバンド「BE FREE」を結成。1991年解散、そして再結成をしたが、山根はソロ志向に転向。村中が編曲したデモ・テープ制作中にクラウンレコードの目に留まり、メジャーデビュー。リリースした「Get Along Together」が有線を通じて、大ヒットを記録。同年末第35回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞、翌年には第45回NHK紅白歌合戦にも出場を果たす。
現在は、TSUBASA RECORDSに移籍、精力的に楽曲製作やライヴ活動を続けると共に、2010年7月30日にザ・プリンスパークタワー東京にて開催された市川海老蔵・小林麻央との結婚披露宴に登場。自身のヒット曲「Get Along Together」を歌った。
代表曲:
Get Along Together
1993年1月21日発売のデビューシングル・2ndシングル。
結婚する友人のために1週間で書き上げたラブソング。発売当初の売れ行きは低調であったが、リメイク版を2ndシングルとして発売するとオリコン初登場10位、登場7週目にして最高位の5位に到達、9週連続(累積13週)TOP10入り、ミリオンセラーを記録。累計出荷枚数174万枚[2]。年末には第35回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞すると共に、NHK紅白歌合戦にも出場を果たした。発売から15年以上経過した現在も広く愛され歌われている曲である。
恋という名の翼
1995年5月17日発売の6thシングル。
本人出演CM曲として話題を呼び、22位を記録。
ALWAYS-いつまでも変わらない-
5thシングル『Everyone』のカップリング曲として発売された曲。神戸市の「ビーナスブリッジ」をモチーフに作られたこの曲はC/Wながらも社会現象を巻き起こし、現在ではこの橋の名所となった「愛の鍵」(永遠の愛を誓う南京錠)ブームの火付け役となった。また、続編として『ALWAYSⅡ』が8thシングルとして同年発売されている。
『Get Along Together』(ゲット・アロング・トゥゲザー)は、日本の歌手山根康広のデビュー及び2枚目のシングルである。発売元は日本クラウン。
結婚する友人のために1週間で書き上げ、1993年1月21日にデビューシングルとしてリリース。オリコン最高12位。
同年9月6日にリメイク版「Get Along Together-愛を贈りたいから-」を2ndシングルとしてリリースしロングヒットを記録。オリコン最高5位。第26回日本有線大賞最優秀新人賞、第35回日本レコード大賞最優秀新人賞受賞。この曲で翌1994年の第45回NHK紅白歌合戦に出場した。
1990年代前半にヒットしたバラード曲を集めたコンピレーション・アルバム『R35 Sweet J-Ballads』に収録されている。
収録曲:
Get Along Together
1.Get Along Together
作詞・作曲・編曲:山根康広
2.GOOD - BYE LOVE ROAD
作詞・作曲・編曲:山根康広
Get Along Together-愛を贈りたいから-
1.Get Along Together
作詞・作曲・編曲:山根康広
2.おちこぼれのMERRY X'MAS
作詞・作曲・編曲:山根康広
70年代のアメリカ・イギリスの洋楽ロックに強い影響を受けている為、一般的に広くイメージされるラヴ・バラードの他に、「少年」「SUPER STAR」「BORDER LINE」「MADE IN "J"」のようなハードロック・ナンバーも音楽活動の中心的存在となっており、又「YELLを君に」「風の中の少年」「TAKE A CHANCE」「林檎の木」のような聴く人に勇気や希望・生きる力を与えるメッセージ・ソング、「今日は雨」「黄昏」「この愛をかけて」「Good-bye Love Road」のような哀愁と渋みのあるアコースティックなミディアム・ナンバー、更にはボサノヴァやジャズ風のナンバーまで幅広い音楽性を持つ。[1]又、曲によって低音で落ち着いた感じのものからパワフルで伸びのある高音まで、歌い分けている。