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[文学] 【日本民间故事】河童小星的秃头

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发表于 2011-8-25 19:56:54 | 显示全部楼层 |阅读模式
むかしむかし、普門寺(ふもんじ)というお寺に、カッパが住んでいました。


很久很久以前,在普门寺里,住着个河童。


ここのカッパはお寺の小坊主よりもずっと小さかったので、「こぼし」という名前が付けられていました。


这个河童比寺庙里的小和尚还要小,所以被叫做为“小星”。


このこぼしは髪の毛を長くのばし、頭の上の部分だけがはげになっています。


这个河童的头发留得很长,只有头顶部分是秃的。


カッパは頭のはげの部分がいつもぬれていて、もしこの頭のはげがかわくと死んでしまうと言われています。


河童头顶秃的地方总是湿的,说是如果头顶秃的部分干了的话就会死的。


さて、この村には一軒だけ、ウマを飼っている家がありました。


话说,这个村子里只有一户人家养着马。


村人たちはこの一頭のウマをめずらしがって、毎日たくさんの人が見に来ていました。


村民们觉得这唯一的马很罕见,所以每天都有很多人来看。


ある日の事、こぼしもウマを見に行きましたが、ウマはこぼしに尻をむけて知らぬ顔をしています。


有一天,小星也去看马,可是马却用屁股对着他,一副不以为然的样子。


そこでこぼしが、「なんだ!おれが来たのに知らん顔をするとは、けしからんではないか!」と、怒ると、ウマは尻をむけたまま言いました。「なんだ、普門寺に住むカッパか」


于是小星就发火道:“什么呀!明明知道我来了,还装作不知道,这不是太不像话了嘛!”。而马用屁股对着他说道:“什么呀,是住在普门寺的河童吗?”


「そうだ、こぼしだ。わかっているなら、少しはこちらをむいたらどうだ。このウマめ!」


“是的,是小星。如果知道是我,朝这边看一下怎么样。你这只臭马!”


こぼしはそう言うと、ウマの尻尾を引っ張りました。


小星这样说后,就去拉马的尾巴。


すると怒ったウマが、後ろ足でこぼしをけりつけたのです。


生气的马就用后脚踢了河童。


けられたこぼしは地面を転がって、大切な頭のはげに大けがをしてしまいました。


被踢了的河童倒在了地上,重要的头顶秃了的地方受了重伤。


するとそのはげのけがから、水がポタポタと流れ落ちました。


那个秃顶受伤地方水滴答滴答地落下来。


「大変だ!このままでは頭がかわいてしまう!」こぼしはあわてて海岸へ行くと、そこに落ちている二つの石を拾いました。


“不好!这样下去的话,头顶就要干了!”小星急急忙忙地往海边去,在那里捡了两颗石子。


そしてその石をお寺へ持って帰ると、頭のはげのけがの上に重ねて置いたのです。


然后把石子带到寺庙里,重叠着放在秃顶受伤地方。


すると傷はたちまち治って、水が流れ落ちるのが止まりました。


就这样伤痕很快就痊愈了,水也不再往下流了。


これを見ていたお坊さんが、こぼしに言いました。「なんとも、けっこうな石じゃなあ。ぜひ一つ、残していってくれ」


看到这一切的和尚对小星说道:“这可真是厉害的石头啊。请一定要留一个给我啊。”


そこでこぼしは一つはお寺に、もう一つはもとの海岸に返しました。


于是小星就留了一个在寺庙,另一个放回到原来的海边。


さて、お寺に残された石は不思議なことに、時々、「水がほしい、水がほしい」と、言うそうです。


话说,那留在寺庙里的石子有时候好像在说“想要水,想要水”一样,真是不可思议。


そこでこの石に水をかけてやると、石は喜んで人々を水難から守ってくれると言われています。


据说给那石头浇水的话,石头就会很高兴,而且保护人民不受水灾。
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