再発見・ニッポンの音~芸7~アジアン・コネクション
満州~中国~南方歌謡の変遷
満州が建国された昭和7年以降に生まれた馬車で荒野を行く満州歌謡にはじまり、日中戦争がはじまった昭和12年以降のエキゾチック・チャイナ歌謡、南進政策を決定した昭和15年以降の南国歌謡路線と、流行歌が戦線の拡大と不即不離にあったこと、また、当時の日本人の、アジア諸国にたいする偏見を音で確認できるという意味でも本盤の存在は貴重だ。昭和15年にコロムビアへ移籍する前の李香蘭の「何日君再来」と「夢の太湖船」、服部良一の妹でタカラジェンヌだった服部富子の「北京娘」と「北京覗き眼鏡」(「満州娘」は復刻済み)、東海林太郎の「仏印旅情」、日系2世ベティ稲田の「ブンガワン・ソロ」が聴けるのはおそらく本盤だけだろう。テイチク音源という制約のせいか、「カスバの女」のように後半の曲が、この流れから外れてしまっているのは残念。
戦中・戦後の異国風情緒あふれる流行り歌
服部冨子の「わたし十六、満州娘。春の三月雪解けに・・・、お嫁にいきます隣村、王さん待ってて頂戴ナ」の歌詞もなつかしい『満州娘』や、李香蘭の流暢な中国語が聞ける『何日君再来』、新しいところではエト邦枝の「ここは地の果てアルジェリア、どうせカスバの夜に咲く酒場の女の薄情け」のセリフもエキゾティックな『カスバの女』など、異国情緒溢れる流行り歌が色々と聞けますヨ。 ただしかし、敢えて4ツ星にしたのは、やはり渡辺ハマ子の『シナの夜』その他の名曲が入っていないからであります。チョッピリ残念ですね。
这张专辑收录的歌曲,非常特别。
大部分是30年代满洲时期创作的歌谣曲,
也有一部分是战中与战后所创作的带有异国情调的歌曲,
歌词十分有意思,和歌曲一起附上,希望大家喜欢哦!!!
曲目
1. 国境を越えて(楠木繁夫)
2. 満州娘(服部冨子)
3. 北京娘(服部冨子)
4. 北京覗き眼鏡(服部冨子)
5. 若いチャイナさん(杉狂児)
6. 上海ブルース(ディック?ミネ)
7. 夜霧のブルース(ディック?ミネ)
8. 霧の四馬路(美ち奴)
9. 何日君再来(李香蘭)
10. 夢の太湖船(李香蘭)
11. 広東エレジー(菅原都々子)
12. 仏印旅情(東海林太郎)
13. アユチャの町(小笠原美都子)
14. ブンガワン・ソロ(ベティ稲田)
15. カスバの女(エト邦枝)
16. 連絡船の唄(菅原都々子)
17. 嘆きのチャング(菅原都々子)
18. 亜紀のカスマプゲ(八代亜紀)
販売元: 株式会社テイチクエンタテインメント
発売日: 1995年11月01日
メーカー品番: TECR-20177
(File Size - xiazhiyin20 - 124.54MB,320K MP3)
北京覗き眼鏡 北京娘 亜紀のカスマプゲ
鼠标点击下面的歌词,图片可放大!!!
[ 本帖最后由 emiko 于 2007-7-11 16:35 编辑 ] |