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春の香りを「蓋碗」で楽しむ

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发表于 2007-5-20 00:31:10 | 显示全部楼层 |阅读模式
转贴。原文来自【http://www.asahi.com/world/china/cha/070511.html

日本にもある「すすり」ながら飲むお茶

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 春のお茶、真っ盛りである。
 お茶といっても、ほとんどが緑茶。緑茶を飲んで、「豆の香り」と中国の人たちが形容する「豆」は、春雨の原料となる「緑豆」のことを指している。
 また、中国緑茶の代表、龍井茶を飲んでいると、日本の人は「きな粉」の香りがするということがある。龍井茶が、釜で炒(い)るようにしながら、仕上げていくために、少し「こげる」ような香ばしさがあるからだ。
 前にも書いたが、中国では日常、コップやマグカップのようなものに直接茶葉を入れ、お湯を注いで少し置き、葉を避けながら飲んでいる。茶を飲んでしまうことに抵抗がある日本人には、慣れないとなかなかうまくいかない。中国人の中には、歯を茶漉し代わりにして、歯の間にお湯を通しながら飲む、という器用な人もいる。
 一見、ものぐさな入れ方、飲み方のように見え、おいしく飲めないようにも思えるが、合理的ともいえる。「香り」を直接嗅ぐことができる。お茶が濃くなれば、途中で薄めることも可能だ。薄かったら、少し待てばよい。自分の好みの濃さに簡単に調節ができる。
 お茶好きの人や少し高級なレストランなどでは、「蓋碗(がいわん)」がよく使われる。ご飯茶碗に蓋(ふた)がついたものを想像されるとよい。たいていソーサー(茶托)がセットになっている。茶碗に茶葉を入れ、お湯を注いで少し待ち、蓋でお茶を避けながら、茶碗から直接飲む。この道具は、茶藝などではお茶をいれる道具として使われるが、本来は飲む道具である。
 明代、景徳鎮などの隆盛と一緒に広まり、清代で隆盛を極めた道具で、今でも一般的に使われている。
 この「蓋碗」、日本にも似たものがある。中国で使われているものより少し小ぶり。形が平たいものが多いような気がする。
 いつ頃日本に伝わったものなのか、よくわからない。「すすり碗」ないし「すすり茶碗」といっている。使い方は、中国と同じ、茶葉を入れ、お湯を注いで、蓋をずらして、お茶をすすって飲む。
 その後、注意してみると、有田でも売られ、京都などの陶磁器にもあり、煎茶道でも流派によっては使うこともあると聞いた。有田、伊万里の陶磁器作家の数人に聞いてみると、「蓋碗」は知らなくても「すすり茶碗」は知っていた。
 蓋碗の歴史でいうと、中国の方が古いことは確かで、この「すすり茶碗」も中国から伝わったものと考えられる。
 一方、ヨーロッパでも同じ磁器を見る。フランス・セーブルの窯のものをよく見る。ヨーロッパで売られているとき、「ライスボウル」や「スープボウル」の表現が多い。「ご飯茶碗」か「汁碗」としての認識である。お茶を飲む道具としての認識はなく、また使われ方もしていない。
 日本で「すすり茶碗」を使っている方が、どのような感じ方をされているか、直接聞いたことがない。いずれにしても、この飲み方、けっこう私は気に入っている。ひじを少しあげた位置で、蓋をずらしながら飲む姿は、なかなか魅力あるように見えるし、実際おいしくお茶が飲める。
 春の中国緑茶。その香りの楽しみ方に、是非一度お試しいただきたい。蓋のある茶碗で十分代用が可能である。
 まさに「すすり茶碗」を楽しむには、絶好の季節である。
 次回は、「お茶には付き物、水へのこだわり」(予定)です。
发表于 2007-5-20 01:00:42 | 显示全部楼层
茶文化不是太了解。。。反正知道是从中国传出去的就是了~
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