1964年8月13日生まれ。東京都出身。京子は5歳時に姉の戸川純と共に劇団ひまわりに所属し子役として活動したのち、映画、ドラマ、雑誌のモデル等で活躍。歌手としては1984年にCBS・ソニーから、近田春夫が作詞・作曲・編曲を手がけたシングル「悲しみはリアルすぎて…」でデビュー。『B.G.~NEO WORKING SONG~』(84年)、『涙』(88年)、『O‘Can』(90年)の3枚のアルバムを残した。2002年7月18日、永眠(享年37歳)。
2ndアルバムとなる今作は、今なお一線で活躍するシティポップを代表するメロディ・メーカー林哲司と、当時ピチカート・ファイヴの2ndアルバムが発売されたばかりの小西康陽、他豪華な顔ぶれを作曲陣に迎えたSIXTY RECORDS移籍第一弾アルバム。
「動物園の鰐~Nobody in town」はピチカート・ファイヴの初期のレパートリーだったが、当時はまだ作品に収録されておらず、今作を通じて世の中にリリースされた。そのほか戸川京子が作詞に参加した「鏡の中の少年」「さかなの出てきた日」、ローリング・ストーンズのカヴァー「AS TEARS GO BY(邦題:涙あふれて)」など全12曲収録。
彼女の正統派のポップスが似合う伸びのある歌声を、伸びやかな高音を、1985年のバブル期真っ只中に設立されたSIXTY RECORDSで贅沢に制作されたサウンドに乗せてじっくりお楽しみいただきたい。
・オリジナルリリース:1988年09月21日
・2023年最新リマスタリング
CD (2023/05/17)
ディスク枚数: 1
レーベル: ブリッジ
収録時間: 50 分
収録曲
01. LISA
作詞:売野雅勇/作曲:林哲司/編曲:樫原伸彦
02. 鏡の中の少年
作詞:戸川京子/作曲:水上聡/編曲:坂元真・生島由香・角谷和俊
03. 動物園の鰐 - Nobody in town
作詞・作曲:小西康陽/編曲:松浦義和
04. 戦う子供(恋人)たち
作詞:雄鹿美子/作曲:比山貴咏史/編曲:樫原伸彦
05. 砂丘
作詞:売野雅勇/作曲・編曲:林哲司
06. ママ
作詞:小西康陽/作曲:松本俊明/編曲:松浦義和
07. 19+5
作詞:売野雅勇/作曲・編曲:林哲司
08. ひまわりの憂鬱
作詞:青木久美子/作曲:林哲司/編曲:樫原伸彦
09. Sieste
作詞:売野雅勇/作曲:林哲司/編曲:松浦義和
10. 動物園の鰐 - Back in town
作詞・作曲:小西康陽/編曲:坂元真・生島由香・角谷和俊
11. さかなの出てきた日
作詞:戸川京子・小西康陽/作曲・編曲:中村圭三
12. AS TEARS GO BY
作詞・作曲:Mick Jagger・Keith Richards・ANDREW OLDHAM/編曲:朝川朋之