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[文学] 【日本民间故事】坠落谷底的母马

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发表于 2011-9-12 16:31:56 | 显示全部楼层 |阅读模式
本帖最后由 阿冲 于 2011-9-12 16:35 编辑

むかしむかし、ある山のふもとの野原に、野生のウマがたくさんいました。


很久很久以前,某座山脚下的野地里,有很多野生的马。


ある日の事、一頭のメスウマが、がけから谷底へ落ちて、動けなくなってしまいました。


有一天,一只母马从悬崖掉落到谷底动弹不得。


メスウマは足をおっているので、まったく立ち上がれません。


母马的腿断了,所以怎么都站不起来。


このあたりにはクマやオオカミが出るので村人たちは心配しましたが、谷は深いので重いウマを運ぶ事が出来ませんでした。


这附近有熊和狼出没,所以村民们很担心,可是由于谷底太深,所以无法把沉重的马运上来。


「どうする?このままでは、オオカミのえじきだぞ」


“怎么办?这样下去,就会成了狼的食物了。”


「しかし、この谷底を、おれたちの力ではな」


“可是,这么深的谷底不是我们能帮得上忙的啊。”


「しかたない。ウマが元気になるのを待つか」


“没办法。只好等马恢复精神了啊。”


そこで村人たちはウマがおそわれないようにと、ウマのまわりに深い堀(ほり)をつくって、毎日エサの草を運んでやりました。


于是为了避免马遭到袭击,就在马的周围挖了很深的沟,每天把马要吃的草运过去。


それから数日後、突然に空がまっ黒になるほどの鵜(う)の大群(たいぐん)が、山に飛んできたのです。


就这样过了几天之后,突然出现黑压压的一群鸬鹚,向山上飞来。


鵜の大将は谷底に倒れているウマを見つけると、ウマの体の上にとまりました。


鸬鹚首领发现了倒在谷底的马后就停在了马上。


そして鵜の大将はするどいくちばしで、弱っているウマの体を突き始めたのです。


而且鸬鹚首领还用尖锐的嘴巴开始啄虚弱的马的身体。


ウマはビックリして立ち上がろうとしましたが、体が思うように動きません。


马吓了一跳,想要站起来可是身体不听使唤。


やがて仲間も鵜も、ウマの体のあちこちを同じように突き始めたのです。


不久之后,同僚鸬鹚们也一样开始啄马的身体的各个地方。


体が動かせないウマは、ただ、鵜たちのなすがままになっていました。


身体动弹不了的马只好任鸬鹚们摆布。


でも鵜はウマをおそっていたのではなく、ウマの体についた悪い虫を取って食べていたのです。


但是鸬鹚并不是攻击马,而是吃马身上的害虫。


鵜のむれは、それから毎日のようにウマのところへやってきて、体についた悪い虫を取ってくれました。


鸬鹚群在那之后每天都飞来马在的地方,吃它身上带的害虫。


ウマにもそれが分かったらしく、ウマは自分の体を治してくれる鵜がやってくるのを待つようになりました。


马好像也明白了这一点,仿佛也在期待能治愈自己身体的鸬鹚的到来。


ところがしばらくすると、村人たちはウマの異変に気づきました。


可是不久之后,村民们发现了马的异常。


ウマのお腹が、日ごとに大きくなってきたのです。


马的肚子一天天地大了起来。


「谷底へ落ちる前に、子どもをやどしておったんだな」


“掉到谷底之前,就怀有身孕了啊。”


「弱った体で、うまく子どもを産むことができるのか?」


“这么虚弱的身体,能顺利把孩子生下来吗?”


村人たちは心配しましたが、それから間もなくウマは子ウマを産みました。


村民们很担心,可是不久之后马就生出了小马。


子ウマは鵜の羽のようなまっ黒の美しい毛をかがやかせながら、元気に育っていきました。


小马的毛像鸬鹚一样漆黑亮丽,而且长得很健康。


やがてこの子ウマは殿さまのところへ送られて、すばらしく足の速い名馬になったそうです。


听说后来把这只小马送到老爷地方,成了匹罕见的千里马
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